IT業界は有能な人材確保のために、他の業界に比べて福利厚生の充実を図る傾向がある。たとえば、健康面では、毎年社員の健康診断を実施する企業が多い。住宅に関しては、会社が用意した社宅や寮を活用するエンジニアが少なくない。レジャー・リラクセーションは、保養所やスポーツジムなどを割引で活用できるサービスや吹き抜けで開放感のある社員食堂はまるですてきなレストラン。社員なら朝・昼・晩、なんと3食無料!、温泉が湧く、広くて清潔感あふれる浴場は24時間使い放題なんていうものもある。
育児休暇や産休もしっかりと取れて短時間勤務ができる。有休消化率が非常に高く休みやすい。といった制度の充実も図られることが多い。
このような福利厚生でポイントになるのは、実は税制の問題なのだ。これらが給与課税や賞与課税になるか、ならないか。なる場合の源泉徴収の指導や仕組みにも気を付ける必要がある。