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中島祥貴税理士事務所
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‘IT業界Q&A’
アイテム販売による課金の収益認識
2020-08-09
アイテム販売による課金の収益認識
アイテム販売による課金では、アイテム取得時点で収益認識される。課金時点については、ID付与時、コンテンツ配信時、アイテム利用時等が考えられる。
一定期間の使用許諾による課金の収益認識
2020-08-08
一定期間の使用許諾による課金の収益認識
A 一定期間の使用許諾による課金では、売り切りではなく、一定期間プレイ可能とする契約の場合、収益計上を一括で行わないで、一定期間に対応して収益計上する場合は多い。
定額課金の収益認識
2020-08-02
定額課金の収益認識
定額課金では、月額使用料のような形で定額料金が自動的に収受される。なので、月額利用料と同様に毎月売上計上される。
アプリケーション購入による課金の収益認識
2020-08-01
アプリケーション購入による課金の収益認識
A アプリケーション購入による課金では、ユーザーがアプリ自体をダウンロードした時点で課金し、収益認識される。iphoneアプリやAndroidアプリでこの課金パターンが取られている。いわゆる売り切り型のアプリ販売である。
インターネットによるゲームソフト販売の収益認識
2020-07-26
インターネットによるゲームソフト販売の収益認識
A インターネットを通じたソフトウェア販売の収益パターンは、市場販売目的のソフトウェア取引に該当する。具体的には、インターネット上のサーバーにソフトウェアをアップロードし、ダウンロードしたユーザーにその都度、課金を行う。そのタイミングで売上が計上される。
受注制作ソフトウェアの収益認識
2020-07-25
受注制作ソフトウェアの収益認識
受注制作のソフトウェア取引は、特定のユーザー向けにオーダーメイドによりソフトウェアを制作し、提供する取引である。
通常、顧客の検収により成果物提供完了を確認することにより収益認識を行う。
システム開発会社の受託開発の場合、システムエンジニアの工数に対して売上計上される。
受注制作ソフトウェア開発についても、会計上は成果の確実性が認められる場合に工事進行基準が適用され、税務上は長期大規模工事に該当する場合に工事進行基準が強制適用される。
市場販売目的のソフトウェア販売の収益認識
2020-07-19
市場販売目的のソフトウェア販売の収益認識
A 市場販売目的のソフトウェア販売は、不特定多数のユーザー向けに開発した各種ソフトウェアの販売やライセンス販売をする取引である。
パッケージ販売の場合、初期のパッケージソフトウェア販売とその後の保守運用に関して売上計上される。通常、CD-ROM等で市場流通するので、物品販売と同様に、実務上は出荷基準で収益認識される。
SAAS（ASP）の場合、データセンター利用に伴う月額利用料が売上計上される。
IT業の売上計上のタイミング
2020-07-18
IT業の売上計上のタイミング
受注制作のソフトウェアについては、一般的に検収等でユーザー側が確認終了した時点で売上が実現する。
市場販売目的のソフトウェアについては、一般的に企業側でその仕様が既に確定しているため、ユーザーに対し納品が完了した時点で売上が実現する。
ソフトウェア開発についても、会計上は成果の確実性が認められる場合に工事進行基準が適用され、税務上は長期大規模工事に該当する場合に工事進行基準が強制適用される。
成果の確実性とは、ⅰ工事収益総額の信頼性、ⅱ工事原価総額の信頼性、ⅲ決算日における工事進捗度の信頼性の3要件を満たすことが必要である。
法人税法上は、制作期間が1年以上で請負価額が10億円以上の場合は強制される。しかしながら、該当しない場合は、法人税法上は、任意適用ということになる。会計上は、成果の確実性が認められる場合、工事進行基準が適用される。
社会保険の検討の仕方
2020-07-12
社会保険の検討の仕方
法人の場合は社会保険の加入義務があるが、その際にIT業界の健保組合を利用することで、社会保険料が抑えられ、様々な福利厚生を受けられるなどのメリットが多数あるので、IT業界の健保組合への加入を検討したい。
IT賠償責任保険の加入のススメ
2020-07-11
IT賠償責任保険の加入のススメ
納品したシステムやソフトウェアにミスがあった場合、多額の賠償金を請求されるリスクがある。IT賠償責任保険は、IT業務に起因する損害賠償を幅広く補償するため、保険の加入も検討したい。
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