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中島祥貴税理士事務所
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Q 当社は、先日の大震災を教訓として、各支店や営業所に非常用の食料品を備蓄することにしました。常温で5年間程度保存できる食品です。1食分は500円程度ですが、全従業員1,000人の3日分は備蓄したいので450万円ほどになります。
これらは、期末に貯蔵品として資産計上しなければなりませんか。
A 非常用の食料品や毛布等の備品を購入した場合は、その購入価額は全額購入した日の属する事業年度で損金に計上できます。
一般的に消耗品は事業に供していないもので貯蔵中のものは、期末の棚卸資産に計上することになりますが、非常用の食料品や毛布等は災害に備えて備蓄することがすなわち事業に供したことと解されますので、消耗品費等として全額購入時の損金に計上することができます。
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