A 消費税は、2期前の売上高が5,000万円以下であれば、「本則課税」と「簡易課税」の計算方法から選択できる。
IT業は、自らのビジネスモデルが自社設計型か外注型かによって、どちらの計算方法を選択した方が良いかが異なってくる。
自社設計型の場合、経費の多くが人件費のため、「簡易課税」を選択した方が消費税額は少なくなることが多い。また、外注型の場合、人件費割合が少なくなることが多いため、「本則課税」を選択した方が消費税額が少なくなることが多い。
予測なので、絶対にどちらが有利とは言えないが、クライアントの会社の状況を考えて有利だと思うほうを選択することが必要である。